はりねのシュタイナー教育Life

シュタイナー教育をベースに息子の成長を見守るはりねです。

育児のコツ:子どものこだわり行動を改善するシュタイナー教育のアプローチ

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こんにちは、はりねです。

子育てをしていると、子供が特定のものに強いこだわりを持つ場面にしばしば出会います。例えば、男の子なら乗り物が好きで、女の子ならプリンセスに憧れることが多いですよね。これ自体は自然なことで、子供が自分の興味を持つ対象を見つける過程であり、成長の一部です。しかし、時にこのこだわりが親を困らせることもあります。

 

子供のこだわりと環境の関係

例えば、保育園や幼稚園に行く際に「ドクターイエローの洋服じゃなきゃ行かない!」というようなこだわりが発生することがあります。朝の忙しい時間にこのような要求が出されると、親としては困ってしまいますよね。

シュタイナー教育では、こうした子供のこだわりがどのように形成されるのか、その原因を環境に求めることがあります。

親が事前に子供の好きなものを用意し、特定の物や服を頻繁に与えることで、子供は「自分はこれが好きなんだ」と強く思い込むようになります。これがエスカレートすると、ますますこだわりが強くなり、他の選択肢を受け入れにくくなってしまいます

子供が喜ぶと思って好きなおもちゃを買ってあげる…祖父母にも多いですよね💦

 

シュタイナー教育のアプローチ

シュタイナー教育では、子供の興味や好きなものを尊重しつつも、環境を通じて柔軟性を養うことが大切とされています。例えば、子供が特定の服や玩具にこだわりすぎないように、様々な体験を提供することが推奨されています。

雨の日でも外に出て散歩をすることで、自然の音や感触を感じ、自分で新しい発見をする体験を通じて、柔軟な思考を育むことができます​​。

また、シュタイナー教育では「素語」を使った親子の対話を重要視しています。物語を語り聞かせることで、子供は大人の話に耳を傾ける習慣が身につき、日常の中での対話を通じて柔軟な思考を育むことができます​​。

 

親としての対応

親としては、子供のこだわりを全て排除するのではなく、適度に応じながらも多様な経験を提供することが重要です。例えば、ドクターイエローの服を着せる日は特別な日とし、普段は他の服を選ばせるようにするなどの工夫が考えられます。また、子供が自分で選ぶ喜びを感じられるように、いくつかの選択肢を与えることで、柔軟性を育てることができます。

まとめ

子供のこだわりが強くなる背景には、親が提供する環境や体験が大きく影響しています。多様な体験を通じて柔軟な思考を育むことで、子供が健やかに成長する手助けをしていきましょう!

 

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