こんにちは、はりねです。
今日は、シュタイナー教育において「境界線」を大事にする理由と、その実践方法についてお話ししたいと思います。私たち親が日々の生活の中でどのように子供に働きかけるかが、子供の成長に大きく影響します。
シュタイナー教育と境界線
シュタイナー教育では、子供の安心感と秩序を保つために、日常生活のリズムとルールを守ることが重要とされています。これは、子供の成長における基本的な枠組みを提供し、自律性を育てるための土台となります。
寝る時間の重要性
夜、子供が集中して遊んでいる場合でも、親は寝る時間を守ることを優先します。これは、子供の健康と次の日の活動に備えるために必要です。例えば、こんな場面がありました。
例: 息子がブロック遊びに夢中になっているとき
もう少し遊びたいな~
今は寝る時間だよ。明日また続きをしようね
と優しく伝え、寝る準備を始めました。すると、息子も少し不満そうでしたが、すぐに納得してくれました。このように、日々のリズムを崩さないようにすることで、子供は安心して毎日を過ごすことができます。
スムーズにいかないこともありますが、その時も1日の大枠であるサイクルを崩さないように意識するのが大事です。
食事の時間を守る
子供たちが遊んでいる最中でも、お昼ご飯の時間になったら遊びを終わらせるように促します。これは、規則正しい食生活を送るために重要です。
例: 息子が公園で遊んでいるとき
そろそろご飯の時間だからお家に帰ろうか。
分かった~
食事に関してはごねることが少ない息子です(笑)
こうした経験を積むことで、子供は時間やルールを守ることの大切さを学びます。
社会のルールや生活のルールを示す
親は社会のルールや生活のルールで譲れないところを守ることを、子供に示す必要があります。これは、子供が社会に適応するための基礎を作るためです。
例: 公共の場で静かにすること、順番を守ることなど、小さな日常の中で子供にルールを示すことで、社会の一員としての自覚が芽生えます。
親の役割
親として、子供に境界線を示すことは時に難しいこともあります。しかし、この境界線こそが子供に安心感を与え、社会的なルールを理解する基盤となります。
柔軟性:状況に応じて柔軟に対応することも必要。但し、基本的なリズムやルールは崩さないようにする。
コミュニケーション:なぜそのルールがあるのかを子供に端的に伝える。
幼児期の声かけはあまり効力はない(幼くため理解できない)ので、根気よく伝えてあげるか、実際に子供に体験して理解してもらうのがよいですね。
最後に
日々の生活の中で境界線を大事にすることで、子供は安心して成長し、社会の一員としての自覚を持つようになります。シュタイナー教育を通じて、親子で心地よいリズムとルールを作り上げていきましょう。
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