はりねのシュタイナー教育Life

シュタイナー教育をベースに息子の成長を見守るはりねです。

シュタイナー教育ー素足で遊んでみませんかー

こんにちは、はりねです。

前回は歩くことの重要性についてお話しましたが、今回は「裸足で遊ぶこと」の魅力に焦点を当て、特にアーシングの健康への利点についても触れてみたいと思います。

シュタイナー教育では自然とのつながりを重視し、裸足での活動を通じて子どもたちの感覚的な経験を豊かにすることが奨励されています。

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アーシングとは?

アーシング、またはグラウンディングとは、地面に直接肌を触れさせることで、地球からの自然なエネルギーを体内に取り込み、静電気や体内の電荷を放出する健康法です。特に裸足で草地、土、砂などに触れることで、身体の多くの生理的プロセスが正常化し、ストレス軽減、睡眠の質の向上、免疫システムの強化などの効果が報告されています。

大人になると裸足で歩く機会はほぼないですが、子供と一緒に裸足になって遊んでみるのはいかがでしょうか。

裸足での遊びとアーシングの利点

感覚の活性化と体のバランスの向上
裸足での活動は足の裏の神経を刺激し、全身の感覚を研ぎ澄ますことができます。これにより、体のバランスを整えると同時に、周囲の環境に対する感受性が高まります。


自然治癒力の促進
アーシングは体内の炎症を減らす効果があるとされ、自然治癒力の向上に寄与します。子どもたちの健康維持にも役立つことから、定期的な裸足の活動が推奨されます。


心の安らぎとストレス解消
地面との直接的な接触は、心を落ち着かせ、精神的なリラクゼーションを促します。これにより、子どもたちは日々のストレスから解放され、より積極的で明るい気持ちを保つことができます。


注意点と安全対策

裸足でのアーシングを安全に楽しむためには、以下の点に注意してください。

地面の安全確認 
ガラス片や鋭利な物がないかをしっかり確認し、安全な場所でのみ裸足で遊ばせましょう。


気候の考慮
極端に暑い、または寒い日は地面の温度も過酷になることがあるので、適切な時期と場所でアーシングを行いましょう。

夏は特に地面が熱くなりやすいので、水遊びもかねて遊ぶと安全で楽しめますね!


徐々に慣れさせる
靴を常用している子どもたちには、最初は短時間から始めて徐々に慣らしていくことが大切です。

まとめ

裸足での遊びとアーシングは、子どもたちの感覚的、身体的、精神的な発達に多大な利益をもたらします。シュタイナー教育が推奨するこの自然な形式の活動を通じて、子どもたちは健康的に成長し、自然とのつながりを深めていくことができるでしょう。

裸足は危ないからと一蹴せず、チャレンジしてみてくださいね。

 

 

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シュタイナー教育ー家事も子供には遊びの一つー

こんにちは、はりねです。

今日は、日常の家事がいかに子どもたちの遊びに変わるか、そしてそれがどのように彼らの成長を促すかについてお話ししたいと思います。

シュタイナー教育では、日常生活の中の実践的な活動が子どもたちの学びにとって非常に重要であるとされています。

実際の例として、最近我が家で起こった小さな変化をご紹介します。

水遊びから始まった家事参加

息子が最近、特に水をいじることに夢中になりました。

以前はお風呂場でペットボトルやコップを使って水遊びを楽しんでいたのですが、その興味が次第に家の中へと広がりました。

そこで思いついたのが、彼に食器洗いを手伝ってもらうこと。

最初はただ水を触りたいだけだった息子ですが、お皿を洗うことの楽しさに気づいたようです。

最初は泡のついたお皿を水切りラックに置いていたけど、今は確認してから置いているよ!

遊びとしての家事

シュタイナー教育の観点から見ると、家事は子どもたちにとってただの雑用ではありません。これは彼らの発達に必要な「意味ある遊び」です。

食器洗いをすることで、息子は水の性質と物理的な感触を学び、手先の器用さを養います。また、彼にとっては新しい形の遊びであり、成果を即座に目で見て感じることができるため、達成感にもつながりました。

学びへの自然な橋渡し

このように家事を通じて、息子は自然と責任感や集中力を養うことができます。

シュタイナー教育では、子どもたちが日々の生活の中で感じ、思考し、行動することを大切にしています。

水遊びから始まった食器洗いは、息子にとってただの家事ではなく、彼の発達を豊かにする活動へと変わりました。

まとめ

家事を子どもたちの遊びに変えることは、彼らの自立心を育てる素晴らしい方法です。このプロセスは、子どもたちが自分の能力を認識し、日常生活の中で新しいスキルを身につける機会を提供します。

皆さんのお家でも、子どもが楽しめる家事を見つけて、一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

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シュタイナー教育ー歩くことの魅力とその実際の効果ー

こんにちは、はりねです。

私たちの毎日の生活に自然に溶け込んでいる「歩くこと」の大切さについてお話したいと思います。

 

体力とバランスの向上

歩くことは、子どもたちの足腰を鍛え、体全体のバランスを整える最も基本的な活動です。たとえば、家族での週末の散歩は、子どもたちにとって楽しい運動の機会になると思います。

公園の小道を歩くだけでなく、様々な地形を体験することで、彼らの足腰は自然と強化されます。不安定な地面を歩くことは、特にバランス能力を高め、運動神経を鍛えるのに効果的です。

傾斜のある丘だと自然とバランス感覚が培われるのでいいですね!

最近は裸足で色んなところを歩くのが好きだよ!

足の裏で色んな刺激をもらっているね。

心身の調和

歩くことは、心と体の両方に好影響を与えるといわれています。例えば、家族で森林浴をしながらのハイキングは、心身のストレスを解消し、リラックスするのに役立ちます。自然の中で深呼吸をしながら歩くことで、子どもたちは精神的な安らぎを得ることができ、これが集中力や学習効率の向上につながります。

また、規則正しい歩行は瞑想的な効果もあり、心の平和を保つのにも効果的です。

自然への親しみ

森や山といった自然の中をあるけるのが理想だと思いますが、街中で散歩しているとふと季節のお花に出会うこともありますよね。季節ごとに異なる植物を観察しながら道を歩くことは、生物学的な興味や環境への意識を高めるきっかけ作りにもなります。秋には落ち葉を拾い、春には花を見つけるなど、季節の変化を感じることができます。

今の季節はお花が色々咲いていますし、蝶々やてんとう虫をみつけるのも楽しいです!

 

散歩していたら、チューリップが咲いていました!春のお花だね。

チャールズ!赤いチューリップが咲いているよ!!

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※チャールズは、息子のために作ったお人形です。

チャールズも一緒によくお散歩に連れていって、息子が学んだことをその場でチャールズに教えてあげています。

余談ですが、チャールズの名前の由来は、チューリップの品種に「プリンスチャールズ(クレマチス)」がありましてそこからつけられています。

まとめ

シュタイナー教育では、歩くことが子どもたちの身体的、感情的、認知的な発達を支える重要な要素として位置づけられています。家族で共に歩く時間を設けることは、子どもたちの成長を促すだけでなく、親子の絆を深める素晴らしい機会です。毎日の生活に歩くことをもっと取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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アントロポゾフィー医学(人智学)の神之木クリニックへ行ってきました②

こんにちは、はりねです。

前回の続きになります。

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神之木クリニックまでの道のり

電車に乗って新子安駅に到着。バスロータリーへの行き方が分からずしばらくオロオロすることに。

※改札を出て目の前斜め左側にあるエレベーターに乗り歩道橋を歩いていくとバスロータリーへスムーズに行けました。

4月からバスの時間が変わるようです。

 

バスに乗って西寺尾4丁目でおりました。

 

バス停からみえる神之木クリニック。

息子が歩いてくれると思いきや、抱っこモードになってしまい抱っこすることに。

 

まず緩やかな坂…

 

そしてやや急な階段…息が切れてきました。

ママがんばれー!

息子が応援してくれたので、もう少し頑張ります。

本音は息子が歩いてくれるのが嬉しいですがね。

初めていく土地には警戒しがちなので、息子の心の安寧を優先。

 

追い打ちをかけるような急な坂再び…(笑)登り切ったので撮影しました。

バス経路できた場合、階段もあるのでベビーカーの人は厳しそうです。

 

到着!写真の入り口っぽいところは違うようで、少し奥に歩くと入り口がありました。

 

ここが入り口。

 

入り口を見つける途中にゴミ捨て場がありました。

タヌキがでるみたいだよ。

そうなのね~

息子の返答が私の口調で思わず笑ってしまいました。

 

健康診断の内容は身長体重計測と問診のみ

受付で健康診断の受診にきたことを伝えて待合室で待ちました。

受付付近には、オイリュトミー講座のポスターが貼られていたり、やはり他の医療機関とは違う印象がありました。

 

院内は静かな空間なのですが、とても落ち着いていて過ごしやすい空間でした。

息子の警戒度も落ちてきていました。

 

看護師さん「はりね息子さん、こちらへどうぞ~」

に言われ、身長と体重を計って終わり。

 

息子がイヤイヤせず計測してくれたため5分もかからず終わりました(笑)

※保育園に通われている方など指定された検診が他にあるかもしれません。

 

次は先生との問診です。

 

息子は初めて会った人には警戒心MAXのはずが先生にはすぐに打ち解けていました。

穏やかな空気が伝わってくる先生でした。

子供用の木の椅子もあり、息子は座ったり下りたり。部屋の中にある木の電車を見つけて遊びだそうとしてしました。

 

私が止めようと声をかける前に、

先生が「遊んでていいよ。電車がすきなんだね」

と優しく声をかけてくれました。

息子「がたんごとん~」

とおもちゃで遊ぶモードだったので、相談内容を伝えました。

■相談内容■

・息子の歯が反対咬合であること

・また、生後からずっと右ばかりみていて、体の歪み(歩き方に違和感)があるのではないかと心配している
・今出来ることは何かあるかどうか

と、いうことをお伝えしました。

アントロポゾフィー医学からのアドバイス

先生が専門用語を交えていましたが、分かりやすく教えてくださいました。

子供の「選んだ」特徴
先生によると、「子供はこの世に生まれる時に、自分の顔や体の特徴を選んでくるんだよ」とのこと。つまり、息子さんがママと同じあごの形を持つのも、彼なりの選択なんですね。これは、子供たちが自分自身の課題を持って生まれてきて、それを通じて何かを学びたいと思っているという考え方です。

反対咬合という試練
息子の反対咬合も、本人にとっての一つの試練かもしれません。難しいことですが、この課題を乗り越える中で、本人が大切なことを学ぶチャンスがあるんです。

心配からくる行動に終わりはない
問題が一つ解決すると、新たに三つの心配事が出てくることもあると先生は教えてくれました。だからこそ、問題を一つずつ解決するよりも、息子を信じて見守る姿勢でいきましょう。

正治療についても一考を
もし歯の矯正を考えている場合、下半身への影響がいきやすく、おねしょが治りにくくなることがあります。

 

親は子供たちが自分のペースで成長できるよう見守りつつ、いざという時はそっと支えてあげましょう。

 

先生のお話をきいて心が軽くなったのと、私は焦ってしまっていたんだなと気づくきっかけになりました。

 

最後に息子の歩き方もみてくださり、問題なく元気にすくすく育っていますから安心してください、とも言われました。

 

息子の診断というより私の心の持ちようについて色々アドバイスいただいたような結果になりました。

 

先生ありがとうございました。

 

とはいえ、息子が顎がしゃくれてしまうのは嫌だなと思っているので様子を見て矯正するかは検討していきたいと思います。

 

帰りは下り坂を息子と楽しく降りて、心なしか足取りも軽くなりました。

 

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アントロポゾフィー医学(人智学)の神之木クリニックへ行ってきました①

こんにちは、はりねです。

息子に歯が生え始めたころから心配していたことが…それは歯の反対咬合です。

実は私が反対咬合だったので、見事に息子に遺伝してしまいました…

矯正をすれば正しい位置に歯が戻るのは経験しているので分かっているのですが、私の矯正期間が約10年ぐらいかかっていたんですよね。

痛みが少ないようにゆっくり治療してくれていたのかもしれませんが....でも痛かったんですよね。

息子は今2歳半。

少しでも反対咬合を改善できることはないか。

あわよくば永久歯が生えるときに反対咬合が治ったらいいなと思い、ネットで歯医者を検索。

が、思っていた回答が見つけられず(そもそも幼児の段階で矯正はできない)。

自治体が開いてくれていた子供の歯の相談イベントに参加。

そこでも思った回答は得られませんでした。

シュタイナー教育を勉強していた際に、アントロポゾフィー医学について記述があったことを思い出し、シュタイナー教育に詳しい知人の紹介で神之木クリニックを知りました。

アントロポゾフィー医学とは?

アントロポゾフィー医学は、オーストリア出身の哲学者ルドルフ・シュタイナーが提唱した、人間の心と体、さらには魂を全体として捉える医療方法です。 この考え方は、「人智学」とも呼ばれ、私たちの身体的な健康だけでなく、心の平和や精神的な充足も大切にしています。

この医学は、従来の西洋医学だけに頼るのではなく、自然療法や芸術療法といったさまざまな療法を組み合わせて、一人一人の患者さんに合ったケアを提供します。 例えば、ハーブを使った治療や、絵を描いたり形を作ったりするアート活動が治療に取り入れられることもあります。

アントロポゾフィー医学の素敵なところは、私たちが持っている自然治癒力を引き出し、それを支える手助けをしてくれる点にあります。 これにより、体だけでなく心も元気になり、もっと幸せに毎日を送ることができるようになるんだそうです。

歯のことだけでなく、全体を診てもらった方がよいかも。

と思い、行くことにしました。

神之木クリニックの詳細

場所:神奈川県横浜市神奈川区西寺尾3丁目25−19 ラ・クラッセ西寺尾 4F
電話:045-435-0113

maps.app.goo.gl

診察券裏の診療時間

調べたところ院長先生が高齢ということもあり、開いている時間が限定的です。

当初予約制の1時間のカウンセリングにしようと思ったのですが、気持ち的に敷居が高く感じてしまい、息子の健康診断(2歳検診など)の中にある問診でお話できないか電話で相談してみました。検診の中の問診なので、10分程度になってしまうかもしれませんが、それでも大丈夫ですか?と聞かれ、問題ない旨を伝えました。

 

電話にて無事予約が取れました。

 

電話に出てくださった医療事務の方なのか看護師さんだったのか分かりませんでしたが、とても丁寧な対応をしていただきました。

 

神之木クリニックに行く前に確認したことです。もし神之木クリニックに行かれる方も念のためご自身でご確認くださいね。

①県外からの受診は可能?
②健康診断は保険適用外(自費)ですが、保険証、子医療証、母子手帳は必要?
③現金支払いのみ?
お電話での回答では、
①は県外からでも来てくださって大丈夫。
②自費ですがご持参ください。
現金払いのみ
と事前に教えてもらえました。金額は4500円(2024年3月時点)でした。
 
最近はキャッシュレスに慣れてしまっていたので、現金を持ち歩く習慣が減っていたので忘れないように準備しました。

あと、健康診断が終わったら近くに公園があるようだったので、そこでお昼を食べようと息子のお弁当も用意しました。
 
が、当日は雨でした☔
お弁当は公園でない駅前のファミレスで食べることに決定です。

今日は健康診断で電車とバスに乗るよ

電車とバスーー!

乗り物が大好きで喜んでくれました。

いざ神之木クリニックへ!

続きます。

 

 

シュタイナー教育ー模倣と手本ー

こんにちは、はりねです。 

今日はシュタイナー教育における「模倣」の力に焦点を当ててみたいと思います。

シュタイナー教育では、子どもたちは大人の行動を模倣することで多くを学びます。

模倣は子どもの成長と学びに不可欠な要素です。

子どもの自然な学びの窓 

シュタイナー教育では、子どもが大人の行動を観察し、それを模倣することで社会的技能や個人的価値を学ぶとされています。 この時期の子どもたちは、周囲の大人を「模範」として見ており、言語、感情表現、問題解決技術をはじめ、日常の振る舞いを学んでいきます。

時間がない~やばい!

じー

後日

時間がない~やばい!

やばいと連発して話していたら息子がいうようになってしまった…(反省)

子供に丁寧な言葉つがいをしてほしいなら、まずは自分が意識しないといけないですね。

なぜ模倣が効果的なのか

子供たちは生まれた瞬間から、周囲の世界との関わりを通じて学びを始めます。

模倣は単に大人の行動を真似るという表面的な活動ではなく、その背後には複雑な認知のプロセスが働いています。

子供が大人の行動を観察し、それを真似る過程では、新しい概念や技術が心に刻まれます。 たとえば、お母さんが料理をしているのを見て、その動作を後でおもちゃで再現する子供は、問題解決技術や手先の器用さを無意識のうちに養っているのです。

さらに、子供は大人の社会的交流や感情の表現を見て、人との接し方や感情の管理方法を学びます。 これにより、共感力や社会性が育ち、他人との関係を築く基礎が形成されます。 

言葉を使用する場面を耳にし、それを模倣することで、子供たちは自然と言語能力を向上させ、言葉の意味や使い方を学んでいきます。

また、模倣は自己同一性の形成にも寄与します。 大人の行動を真似ることで、「自分は他者とは異なる存在である」という自己認識を深めることができるのです。 これにより、子供は自分自身と他者との区別を理解し、独自のアイデンティティを構築していきます。

 

このように模倣は、子供たちが自我を育て、社会の一員として成長していくために不可欠なプロセスです。 シュタイナー教育では、この自然な学びのプロセスを大切にし、子どもたちが健全な成長を遂げるよう支援しています。

この教育方法により、子供たちは周囲の環境から最大限に学び、豊かな人間性を育むことが期待されます。

家庭環境を整える

シュタイナー教育では、子どもが日々過ごす環境が学びに大きく影響を与えると考えられています。 家庭での環境づくりにおいては、以下の二つの要素が特に重要です。

 ・整理整頓された部屋にする 
 整理整頓された部屋は、子どもにとって安定感と秩序をもたらします。

物が定位置にあることで、子どもは物の置き場所を覚え、それを取り出すことがルーチン化します。

この習慣は、子どもの自立心を育てるだけでなく、物事を計画的に処理する能力の基礎を形成します。 また、すっきりとした空間は子どもの集中力を高め、創造的な遊びや学習に没頭しやすくなるため、心理的にも肯定的な効果もありますよ。

自然素材のおもちゃの使用
 シュタイナー教育では、木、羊毛、綿などの自然素材から作られたおもちゃを推奨しています。 これらの素材は、子どもが触れることで自然の質感を感じさせ、感覚的な経験を豊かにします。自然素材のおもちゃは安全であり、子どもが口にしても有害な化学物質が含まれていないため、小さい子どもにも安心して遊ばせることができます。 さらに、これらのおもちゃはしばしばシンプルなデザインであるため、子どもの想像力を刺激し、創造的な遊びを促してくれます。

(積み木を使って)これバス!あれはバス停~

とよく息子も想像して遊んでいます。精巧にできたおもちゃを用意すると子供の想像力を止めてしまいがちです。おもちゃについては過去の記事を参照してください。

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大人が感情を適切に表現する

 大人が感情を適切に表現することで、子どもも自分の感情を理解しやすくなります。 

例えば、何か問題が起きたとき、親が怒りに任せて怒鳴るのではなく、冷静に状況を解決しようとする姿は、子どもにとって非常に強い学びの機会です。 

具体的には、次のようなシチュエーションが考えられます。

状況: 子どもがうっかり飲み物をこぼした時

ちょっと!!なにこぼしてるの!よそ見しながら飲むからこぼすのよ!(怒)

この反応は怒りに任せて子供に伝えている非適切な反応ですね。

飲み物をこぼしちゃったんだね。大丈夫、一緒に拭こうね。

このように対応することで、子どもは問題が起きた際に感情に流されず、解決に向けて冷静に行動する方法を学びます。 また、失敗を責められることなく、自然と問題解決能力を養うことができますね。

日常の小さな習慣を大事にする

シュタイナー教育では、日常生活の中での習慣が子供の発達に重要な役割を果たすと考えられています。 特に、親が日々の行動で示す小さな習慣は、子供が模倣することで学び、自分の行動に取り入れる基礎となります。 以下に、家庭で簡単に実践できる小さな習慣をとその効果についてお話ししたいと思います。

1. 食事の前の手洗い
子供が食事の前に手を洗う習慣は、衛生的な理由だけでなく、食事の時間が始まることを心理的に整えるサインとしても機能します。 親が毎回食事前に手を洗う姿を見せることで、子供は自然とこの行動を模倣し、日々のルーチンとして身につけます。 この習慣は、自己管理能力の基礎となり、将来的に自立した行動へとつながります。

2. 就寝前の読書時間
親が就寝前に子供と一緒に本を読む時間を設けることは、日々の終わりに落ち着いて一日を振り返る良い機会となります。 この読書の時間は、子供の言語能力と想像力を育むだけでなく、親子の絆を深める大切な時間です。 親が読書を楽しむ姿を見せることで、子供も読書への興味を持ち、知識欲を自然と高めることができます。

3.ありがとう
食事が終わった後や誰かに何かしてもらった時に「ありがとう」と言う習慣は、子供に感謝の気持ちと礼儀正しさを教えます。 親が積極的に感謝の言葉を口にすることで、子供はその重要性を理解し、自然と他人に対する敬意を表すようになります。

まとめ

子どもは私たちの行動を鏡のように映し出し、それを通じて多くを学びます。 シュタイナー教育を取り入れる際は、常に自分自身がどのような手本を示しているかを意識し、子どもたちの成長を支えましょう。

 

 

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シュタイナー教育とわらべ歌ー幼児の発達を支える楽しいアプローチー

こんにちは、はりねです。

今日はシュタイナー教育とわらべ歌を組み合わせた子育ての魅力についてお話ししたいと思います。

シュタイナー教育におけるわらべ歌の位置づけ

シュタイナー教育では、子どもの育成において「遊び」が非常に重要な役割を果たします。

わらべ歌は、子どもたちが自然に身体を動かしながらリズム感や言葉を学べる素晴らしい手段です。

このような活動を通じて、子どもたちは自然と協調性や社会性を育み、創造力や表現力も豊かになります。

わらべ歌の具体的な利点

1.言語能力の向上
わらべ歌には独特のリズムと韻を踏む言葉が使われています。 これにより、子どもたちは言葉のリズム感を身につけることができます。

2.記憶力の強化
繰り返し歌うことで、自然と歌詞を覚えることができ、記憶力を鍛えることが可能です。

3.社会性の育成
グループでわらべ歌を歌ったり、手遊びを行うことで、他の子どもたちとの協力や交流が生まれます。

4.感情表現の豊かさ
歌詞の中にはさまざまな感情が込められており、それを表現することで感情の理解と表現力が育まれます。

 

実際に取り入れやすいわらべ歌の例

なべなべ底抜け

このわらべ歌は、輪になって歌うことが多いため、子どもたちが互いに協力しながら楽しむことができます。 また、歌詞の面白さから言葉遊びの楽しみを学ぶこともできます。

息子も大好きですが4歳の姪っ子も楽しく歌って遊んでくれましたよ~


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いもむしごろごろ

見た目や動きが面白いいもむしを題材にした歌です。

子どもたちはリズム感を身につけると同時に、自然界の小さな生き物に興味を持つきっかけにもなります。

僕はママと一緒にゴロゴロするのが大好きだよ!

これらのわらべ歌を取り入れることで、親子で楽しみながら学びの多い時間を過ごすことができます。


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特に「なべなべ底抜け」は、そのリズミカルな語感が言語の感覚を育て、「いもむしごろごろ」は自然への興味を引き出してくれます。

どちらもシュタイナー教育において、子どもの創造力や社会性を育むのに役立つ楽しいわらべ歌です。 子どもたちの日常に音楽の楽しさを取り入れ、自然との繋がりを感じさせるこれらの活動は、豊かな成長のサポートとなるでしょう。

まとめ

シュタイナー教育の考え方に基づくわらべ歌の取り入れ方は、子どもたちの発達を豊かにするだけでなく、日常生活に楽しみを加える素晴らしい方法です。 ぜひお子さんと一緒にわらべ歌を楽しんでみてください。

 

 

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