こんにちは、はりねです。
今日は、赤ちゃんが自分の手をじっと見つめる「ハンドリガード」という行動についてお話ししたいと思います。
このテーマについて書こうと思ったきっかけは、最近息子と児童館に行った際、1歳の赤ちゃんを連れたママと話したことです。そのママが「うちの子がずっと手を見つめていて心配なんです」とおっしゃっていたので、私も息子が赤ちゃんだった頃を思い出し、このブログを書こうと決めました。
息子がまだ赤ちゃんだった頃、このハンドリガードの様子を見て、成長の一環としてとても興味深く感じたことを覚えています。
ハンドリガードとは?
赤ちゃんが自分の手を見つめる「ハンドリガード」は、生後2~4ヶ月頃に見られる行動です。これは、赤ちゃんが自分の体の一部である手を認識し始めたことを示しています。自分自身を認識するための重要なステップであり、成長の大切な指標となります。
赤ちゃんにとって、自分の手を発見し、その動きに興味を持つことは、自己認識を深めるための第一歩です。この行動を通じて、赤ちゃんは自分の体を意識し、周囲との関係性を徐々に理解していくようになります。
自分で体感して身についていくんだね~。
ハンドリガードが長期間続く場合
通常、ハンドリガードは短期間で終わるものとされていますが、1歳を過ぎても続いている場合もあります。このようなケースに悩んでいるママがいるかもしれません。しかし、このような行動が続くことは必ずしも問題ではありません。
重要なのは、子供が自分のペースで成長していることを理解し、温かく見守ってあげることです。このような行動が続いているからといって、特に心配する必要はありません。むしろ、それは子供が自分自身を理解しようとする自然な過程の一部と捉えることができます。
ハンドリガードが長期間続いているのは、その子がまだ自己認識を深めていて、自分の手や体の動きを探求し続けているのでしょうね。
ハンドリガードと利き手の関係
ハンドリガードをしている手が将来の利き手になるかどうかについて、科学的に証明された関連性はありません。
利き手が決まる要因は、遺伝的な要素や脳の発達など、複数の要素が絡み合っています。赤ちゃんがどちらかの手を頻繁に使うことがあっても、それが将来の利き手に直結するわけではないのです。
ハンドリガードをしない場合
一方で、赤ちゃんがハンドリガードをしない場合もあります。これもまた、個々の発達のペースによるものです。全ての赤ちゃんが同じ時期に同じ行動を取るわけではありません。
もし赤ちゃんがハンドリガードをしない場合でも、心配する必要はありません。その代わりに、他の遊びや動作を通じて自己認識を深めている可能性があります。例えば、赤ちゃんが何かを掴んだり、手を口に持っていったりする行動も、自己認識を育む大切なステップです。赤ちゃんが自分のペースで成長していることを信じ、見守ることが大切です。
シュタイナー教育における自己認識の重要性
シュタイナー教育では、子供が自己認識を深めることが、心身の健全な発達において非常に重要だとされています。特に幼少期において、子供は自分自身を知ることを通じて、世界との関わり方を学んでいきます。
シュタイナー教育の観点から見ると、ハンドリガードは単なる成長の一段階ではなく、赤ちゃんが自分の存在を意識し始める神聖なプロセスと捉えられます。手を見つめることで、自分の体と心がつながっていることを感覚的に学び、その体験が後の感情や思考の発達に影響を与えるのです。
親としての役割
ハンドリガードのような小さな行動に対しても、親としてその重要性を理解し、見守ることが大切です。シュタイナー教育では、子供の成長を尊重しながら、その発達を支える環境を整えることが求められます。私たちも、息子が自由に自己を発見し、成長していく姿を引き続き温かく見守りたいと考えています。
終わりに
ハンドリガードは、赤ちゃんにとって初めての自己認識のステップです。この小さな行動から、子供がどのように自己と世界を理解していくのかを感じ取ることができます。
もし、1歳を過ぎてもハンドリガードが続いている場合でも、それはその子供がまだ自己を発見するプロセスにあることを意味しているだけです。焦らずに、お子さんが新しい興味を見つけるまで、温かく見守ってあげてください。また、ハンドリガードをしない場合でも、他の形で自己認識を深めている可能性があるので、子供の成長を尊重しながら見守っていきましょう。
皆さんも、お子さんがハンドリガードを始めたら、その瞬間を大切にし、見守ってあげてください。そこには、子供の成長の大きな一歩が隠れています。
最後までお読みくださりありがとうございました😊
↓クリックしていただけると励みになります😊
\野菜、果物、卵、お肉、お魚etc.ふるさと納税でゲットできる😊/