こんにちは、はりねです。
シュタイナー教育では、子どもが安心して生活を送れるよう、日々の生活リズムや繰り返しが非常に重要視されています。朝起きたらご飯を食べ、夕方にはお風呂に入り、その後に夕食、そして就寝というサイクルを子どもが予測できることで、次に何が起こるかが分かり、安心感を得ることができるのです。息子が1歳頃、卒乳をして食事が完了食になった時から、毎日同じサイクルを保つことを心がけています。
我が家の1日のスケジュール
息子の生活リズムを重視し、我が家では次のようなスケジュールで日々を過ごしています。
- 5時50分:息子起床
- 6時30分~7時30分:朝食
- 8時00分:自由時間
- 9時00分~11時00分:午前中の活動(公園や児童館など)
- 11時30分:昼食
- 12時30分:昼寝
- 14時00分:起床&おやつ
- 15時00分~17時00分:自由時間
- 17時00分:お風呂
- 18時00分:夕食
- 19時00分:就寝
このように、毎日同じサイクルで過ごすことで、1歳半ごろには息子も「おやつを食べたらお風呂に入って、寝る時間だ」と1日の流れを自分で把握し、話すようになっていました。
時間よりも生活のリズムを重視
我が家では、時計で時間を厳密に守らせるというよりも、生活のリズムを大切にしています。時間そのものを教えるのではなく、体験を通じて、日々のリズムを自然に感じてもらうように意識しています。
日常のイベント(旅行や帰省など)でどうしてもリズムが崩れることもありますが、できる限り普段のサイクルを維持することに努めています。
この規則正しいサイクルのおかげで、寝かしつけがスムーズになり、食事の時間が予測できているため、おやつをもっと欲しがって泣くこともほとんどなくなりました。
規則正しい生活がもたらす親子の安定
私たち親も、この生活リズムのおかげで健康的な生活が送れています。毎晩22時には自然と眠くなり、深い睡眠を取ることができているため、心身ともにリフレッシュされています。息子も夏には太陽が昇ると自然と早起きし、季節や自然のリズムとともに過ごす日々を楽しんでいます。
シュタイナー教育が目指すのは、子どもたちの全人格的な発達です。これは、知識を単に詰め込むのではなく、知的、感情的、身体的、そして霊的な成長をバランスよく育むことを意味しています。規則正しい生活は、子どもに安定感をもたらし、感情の起伏も少なくなるため、親にとっても心の余裕が生まれます。
まとめ
毎日を安定したリズムで過ごすことは、子どもだけでなく親にとっても大きなメリットがあります。シュタイナー教育の視点を取り入れながら、生活リズムを整えることは、子どもが安心して成長できる基盤を作り、親自身にも健やかな生活をもたらしてくれるものです。あなたもこの機会に、生活リズムを見直してみてはいかがでしょうか?