こんにちは、はりねです。
風邪と花粉症で少しダウンしていましたが、今日は元気を取り戻して、前回ご紹介したウォルドルフ人形を作る過程を振り返りたいと思います。そして今回は、少しテーマを深めて「性別にとらわれない子育て」についても考えてみたいと思います。
ウォルドルフ人形との出会い
もともと私は、ウォルドルフ人形を作れる自信なんて全くなく、作るつもりもありませんでした。そんな時、ある日突然、夫がウォルドルフ人形のキットを購入して帰ってきたのです。当初、夫が息子のために自分で作る予定でした。息子のために何かを手作りしようとする夫の姿勢は素晴らしいですよね。
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ところが、仕事の忙しさで夫はなかなか作れず、クローゼットの中でキットが眠り続けることに。そんな姿を見ると、なんだか人形が可哀そうで、重い腰を上げて私が作ることになりました。
作る過程の奮闘記
人形作りは思った以上に大変で、いくつもの工程で指がプルプル震えました(笑)。
YouTubeのつれづれリメイク日和さんの動画を参考に作成しましたよ。
とりあえず、作ってる感がでて良いなと思って撮った写真(笑)
頭の綿を詰め終わった後
手を背中に縫い付ける作業、ちなみに後ろに見えている毛糸で髪の毛を付ける作業が待っていました…。
胴体と身体の部分を合体させる作業、難しいのと指の力を使って生地を伸ばすので指がプルプルしていました。
足と胴体の歪みが酷いけど、振り返らず進めました😂
髪の毛のつけ方は2種類あり、一本一本植毛と、上記のように毛の束を作って縫い付けでした。クリスマスまで時間がなかった(この時2週間前ぐらい)ので、四苦八苦しながら、ミシンで縫って髪の毛の束を作りました。
ミシンも夫が使う予定だったのは内緒です(小声)。
YouTubeであがっているウォルドルフ人形の動画、男の子のがなく途方にくれていたところ、ブログであげている方がいて大変参考になりました。
髪の毛を返し縫で頭に縫い付け…息子が名前をつけるまではザビエルと言っていました
つむじの部分は、つれづれリメイク日和さんのこちらの動画を応用して付けました!
特に髪の毛を付ける作業は、かなり苦戦しましたが、なんとか完成までたどり着きました。
目元を縫った写真は撮り忘れてしまいました。
そして完成した人形を見て感動したものの、人形が「すっぽんぽん」であることに気づきました(笑)。
結局、体力が尽きてしまい、メルカリで可愛い洋服を購入して一件落着(笑)。時間はかかったけれど、自分で作ったことで、この人形に対する愛着が一層深まりました。
性別に対する思い込みとウォルドルフ人形
ウォルドルフ人形を作る過程で、ふと考えたことがあります。それは、男の子に人形を贈ることに対する世間的なイメージや、自分自身の意識です。「男の子に人形をあげてもいいのか?」と、一瞬迷ったのですが、それは単なる思い込みだと気づきました。
ここで少し、イギリスのBBCが2017年に行ったジェンダーに関する実験を紹介したいと思います。
結果、男の子の服を着た赤ちゃんには車やロボット、女の子の服を着た赤ちゃんにはピンクのお人形やぬいぐるみが選ばれたのです。
この結果から、大人が無意識に性別によっておもちゃを選んでいることがわかります。
私たち大人は、知らず知らずのうちに性別での思い込み=偏見を抱いていることが多いです。
息子の反応とこれからの子育て
息子に完成したウォルドルフ人形を手渡した瞬間、息子はとても喜んでくれました。人形を抱っこしたり、お世話をしたりと、外に行く時も一緒にと、思っていた以上に楽しんでくれました。男の子だからお人形遊びはしない、なんて思い込みはただの偏見だと改めて実感しました。息子が人形に名前を付けて、まるで家族の一員のように接している姿を見ると、私がこの人形を作って本当に良かったと感じています。
まとめ
大切なのは、子供に選ばせる自由を与えること。性別にとらわれず、彼らが何に興味を持っているのかを見守り、その選択を尊重してあげることだと思います。
皆さんも、おもちゃの選び方や子供との接し方で、性別による偏見を意識せずに育児を楽しんでみてください。私もこれからも、息子の成長を見守りながら、性別にとらわれない自由な子育てを心がけていきたいと思います。
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